12月22日、「シンママ熊本応援団」では定期的に支援物資(しあわせBOX💛応援品)の発送に加え、クリスマス会が予定されていました。そこで、今回はカップ寿司(デコレーション寿司)を子どもたちと作ることにしました。
参加するのは、幼児と小学1年~4年生。そのため包丁を使わず、彩よくするために、赤い色は、鮭そぼろ、魚のでんぶ、黄色はゆで卵、緑はベビーリーフ、最後にミニトマトを飾ることにしました。みそ汁ボールは、基本のものにアオサや手毬麩をプラスしました。
今回集まった子どもは、幼児3名、小学1年生2名、3年生3名、4年生2名でした。そのうち3~4回目の参加の子どもが5名いて、お米洗いはほとんど自分たちでできて、それぞれにボウルとざると米を計るカップを持って、順番に作業ができるようになっていました。
米を浸漬している間に、みそ汁ボールに入れる小ネギをはさみで刻みました。また、ゆで卵の殻をむき、黄身と白身を分けて、白身はお椀に入れてフォークでつぶしました。ちょっと大きめの子どもには、もう少し小さく刻むように促しました。黄身はざるの網目の上にのせて、スプーンで押してそぼろにしました。
ごはんが炊き上がったら、ボウルに1人1カップずつごはんをつぎ分けて、すし酢を大さじ3杯ずつ加えてしゃもじで混ぜ合わせました。この作業は熱いので、学生スタッフがサポートしながら1人ずつ作業を行いました。後は、カップに盛り付けです。学生スタッフが見本を作り、それを見ながら自由な発想で盛り付けて行きました。
子どもたちは、自分で作ったカップ寿司を満足そうに、「できたよ!」と見せてくれました。出来上がる頃には、お母さん方も来られて、子どもたちが作った色とりどりのカップ寿司に「わぁ、美味しそう!」と笑顔いっぱいになりました。そして、家庭でもぜひ作って欲しかったので、子どもたちが作った寿司ごはんで、お母さん方にもカップ寿司を作っていただきました。
カップ寿司の他、ケーキ型で作ったデコレーション寿司を試食の時に紹介し、温かいみそ汁とともにいただきました。みそ汁もアオサや麩が入り、具だくさんで好評でした。
料理教室も4回目になりますが、子どもたちが手順を覚えており、作業がとてもスムーズになりました。数(経験)を重ねることの大切さを実感しました。
~~アンケート結果抜粋~~
1年2名、3年3名、4年2名の計7名
●お料理教室は楽しかったですか?——————全員が『はい』
●お家の人に作ってあげたいと思いますか?——- 6人 が『はい』
●また、お料理教室に参加されたいですか?—— 6人 が『はい』
●「わくわく炊飯器クッキング」で教えてもらった料理をお家で自分だけで作りましたか?——4人 が『はい』
●料理を作ったらお家の人からどのようなことを言われましたか?
「おいしい。」「ありがとう。」「ありがとう、すごく助かったよ。今度からもよろしくね。」「すごい!おいしい!」
●お家でごはんを作ってあげて、あなたはどのようなことを思いましたか?
めんどくさかったけど、楽しかった。こんなに楽しいんだと思った。
《文責:尚絅大学教授 守田 真里子》