「篠原学童クラブ」は、横浜市港北区にある学童クラブで、市からの支援を受けながら、子どもたちの成長を応援しています。
設立後30年以上の歴史の中で、700人以上の児童が巣立ち、親子2世代に渡り入会した世帯もあるという、長い信頼と実績のある学童クラブです。
今回、子どもを通わせている当法人会員の提案で、子どもたちが自分で料理を作ることができるようになるための『わくわくすいはんきクッキング』を、8月22日の午前と午後の2回に分けて開催しました。
【8/22日】
当日、参加した子どもたちは、午前中は低学年を中心に25名、午後は20名でした。メニューは、初回講座のラップおにぎり、みそ汁ボール、ゆで卵とミニトマトにきゅうりの塩こぶあえを添えたものです。
まず初めに、講師の先生から、講座のスケジュールと注意点の説明が始まると、賑やかにしていた子どもたちが一転して真剣に話に聞き入り、学童クラブの先生方も驚いていました。
一人ひとり、カップでお米の量をはかり、ボウルとざるでお米をとぐことから始めました。初めてお米をとぐ子どもが多く、慣れない手つきながら慎重に取り組んでいました。30分浸水後、お米が増えたことを確認し、水加減をして炊飯器にスイッチを入れて炊きました。
ご飯が炊きあがるまでの間、ゆで卵とミニトマトにきゅうりの塩こぶあえを添えの準備をしました。ゆで卵は5合炊き炊飯器で炊き、ゆであがった卵を水で冷まし、皮をむきました。ミニトマトは洗ってへたを取ります。キュウリは2分の1本をジップロックのなかに入れて湯呑茶碗を使ってつぶし、そこに、塩昆布を混ぜるだけの即席和え物にします。楽しくてつぶしすぎる子どもがいるので、注意が必要です。
次に味噌ボールづくりに取りかかりました。小ネギをハサミで刻み、乾燥わかめを手でちぎって味噌の中に混ぜました。味噌汁をつくったことがない子どもたちが多かったため、味噌ボールづくりに興味津々の様子でした。
ご飯が炊きあがったらラップを広げておにぎりづくりです。協賛企業である理研のふりかけが大人気で、たっぷりかける子どもが目立ちました。炊き立てのご飯の香りが部屋にたちこめ、子どもたちは「いただきます!」を言うのを待ちきれない様子でした。
いよいよ試食タイムとなり、子どもたちは一斉に自分たち手作りのおにぎりをほおばり始めました。「おいしい」という声があちこちから上がり大成功となりました。
アンケート結果は以下のタグをクリックしてしますとご覧になれます。
以下は主な感想です。
楽しかった。(6人) みそ汁ボールが美味しかった。(6人) 簡単で家でも作れそうで良かった。次は家でも作りたい。(4人) 一人では作れるものと作れないものがある。(2人) 自分で作ったのが美味しかった。(2人) ご飯の炊く方法を知れてよかった。(2人) |