学校給食と子どもたちへの食育を応援する

健やか教室 -親と子双方から食育- (山口県)

2021年度は、新たに田布施町家庭教育支援チーム「チームたのじ」とのコラボで、「健やか教室」を2回開催することができました。健やか教室は親子が一緒に参加する教室です。一年間に約20回開催されています。

 母親への食育は「チームたのじ」として社会教育主事が担当、子どもへの指導は多幸会が担当して「わくわく炊飯器クッキング」を行いました。

東田布施小学校区 健やか教室

城南小学校区 健やか教室

 炊飯器を開けた時、ごはんが炊けた様子を見る子どもたちの表情は、大冒険を終えた時と同じようできらきらした目で、達成感に満ち溢れています。

 私たちは、「わくわく炊飯器クッキング」という機会を通して炊飯器でごはんを炊く力を子どもたちに身に付けさせることで、子どもが一人でごはんを炊いて「自分でもできること」や「自分も家族(誰か)の力になること」を増やし、達成感を味わう機会を増やすことで、子どもの自己肯定感を高める機会を増やしていきたいとも考えています。
 今回、2回開催することができた親と子一緒の参加型の「健やか教室」では、親は親、子どもは子どもで別々に食育がされますが、親の休憩時間には子どもの様子を見学し、「子どもは、親が考えているよりもできることが多いこと」や「子どもにさせること、させる機会を増やすことの大切さ」を知る機会となっています。

今回のように、他の支援チームとのコラボ開催は、これまで児童クラブで行ってきた子ども対象の「わくわく炊飯器クッキング」から、親子相互という互いに認め合う指導も可能で、より充実した内容で開催することができたと思います。

 

※ 本料理教室には、マルコメ株式会社様から「みそ」、理研ビタミン株式会社様から「乾燥わかめとだし」、三島食品株式会社様から「ふりかけ」、東京サラヤ株式会社様から「洗剤と消毒液」、三信化工株式会社様から「カップ」の協賛をいただいています。深くお礼を申し上げます。