学校給食と子どもたちへの食育を応援する

「シンママ熊本応援団」の活動と連携して料理教室(第9回)を開催しました

 令和4年7月18日(月)に「シンママ熊本応援団」の支援物資(しあわせBOX💛応援品)の発送作業に合わせて、「ママを元気にするわくわくクッキング」を開催しました。 今年度2回目ですが、新型コロナウイルス感染症対策として、体温や健康チェック、手指の消毒、部屋の換気、持ち帰り等、十分に注意をしながら開催しました。参加者は、年長さん1人、3年生3人、6年生1人で、初めての参加が2人でした。

 今回は、コーンスープの素を使った「かんたんピラフ」と、夏場で食欲がわくように「ウインナーと野菜のスープ」にカレー粉を加えた「カレースープ」にチャレンジしました。 まず、1人ずつお米を洗って、30分間水に浸漬しました。 年長さんの男の子も、「1・2・3、、、」と、数えながらお米を上手に洗いました。 浸漬している間に、スープの準備です。ピーマンと玉ねぎを1㎝角にウインナーも1人1本ずつはさみで切りました。 炊飯器の中に材料と分量の水、コンソメ、カレー粉、醤油を入れてよくかき混ぜ、スイッチを入れました。

 

ウィンナーやピーマンをはさみで切ります 次は、ピラフの準備です。中に入れる材料は、ウインナーとピーマン、コーンなので、スープと同様、上手にはさみで切ることができました。 「ピーマンは、きらいだから小さく切ろう!」という、つぶやきも聞こえてきました。 ここまでで、ちょうど30分くらい経ちました。「では、お米の準備をします!」という声に「私のお米はどれだったかな?」この料理教室では、1人ずつ作業をする良さがあります。 自分で洗ったお米は、特別です。1人1人が自分の洗ったお米を持って、浸漬したお米の変化を確認します。 「白くなった」「ふくらんだみたい」と、口々に言います。「これが大事なのよ、洗ってそのまま炊いたら、かたいご飯になるよ、必ず洗って30分以上おいておくんだよ。」と説明して、最初に計ったお米と同じ量の水を入れました。 そこへ、ウインナーとピーマン、コーン、コーンスープの素を振り入れてよく混ぜ、スイッチを入れました。

 

炊きあがるまでの時間は、調理指導委員会が作成した資料を使って「クイズタイム」です。 炊きあがるまでの時間は、調理指導委員会が作成した資料を使って「クイズタイム」です。学生クイズで、ごはんの炊き方や手洗いの復習を行いました。そして、部屋にカレーのいい香りが漂ってきて、スープの完成です。 味見をして、1人1人持ち帰り用のカップにスープをつぎ分けました。炊きあがったピラフには、とろけるチーズを入れ、むらしたら完成です。チーズが糸を引くのを見て「わぁ、美味しそう!」という声が自然と上がりました。 こちらは、ラップおにぎりにして、お母さんの分も作りました。ピーマンが苦手だと話をしていた子どもが、スープの味見をして、「ピーマンも食べられたよ!」と笑顔で報告してくれて、とてもうれしい気持ちになりました。

 

 

 また、初めて参加された保護者の方から、「子どもだけの時は、火は使わせないようしています。いろいろ考えてあってありがたいです」との声をいただきました。 毎回参加を楽しみにしている子どもさんがいるので、今後とも工夫をしながら、子どもたちの自立支援のための料理教室を続けていきたいと思います。