学校給食と子どもたちへの食育を応援する

東京都青梅市で炊飯器を使った料理教室が開催されました。

2017年12月26日、東京都青梅市の千が瀬こどもクラブ(学童保育)で、炊飯器を使った料理教室「わくわくすいはんきクッキング」が行われました。この教室は、留守番時でも、安全で衛生的に食事が整えられるような力を身につけることを目的としています。

冬休みが始まりましたが、1年生から4年生まで39人の子どもたちが参加しました。

メニューは、ラップおにぎり、みそ汁ボール、ゆでたまご、ミニトマトです。

挨拶の後、栄養教諭の鈴木先生が手順を説明して、たまごと水を炊飯器に入れました。教室には十分なコンセントがないので、建物のあちこちに持っていき、班全員でスイッチを押しました。

一人ひとりがボールとざるを持ち、全員が米を洗いました。家で経験のある子どももいましたが、ほとんどは初めての経験のようでした。「一粒もこぼさないようにね。」鈴木先生の注意がとびます。

順番を待っている間は、栄養教諭の大聖寺先生の栄養クイズです。先生が問題を読み上げると、はい、はいと元気に手が上がりました。

米が炊き上がるのを待つ間、みそ汁ボールを作りました。はさみで小ねぎを切り、みそ、だし、乾燥わかめ、かつお節を混ぜました。乾燥わかめは大人気です。お湯を入れると増えるから、わかめだらけになっちゃうよ。みそ汁ボールは冷凍することもできるそうです。

ごはんが炊き上がると、ラップを広げ、ごはんをのせ、好きなふりかけをかけて、ラップの口を縛りました。ラップおにぎりのできあがりです。これは簡単!丸いおにぎりが2つできました。「お腹空いた。」「早く食べたいなぁ。」テーブルの上をきれいにして、さあ食事の準備です。

みそ汁ボールにお湯をかけるとみそ汁のできあがり。できあがったみそ汁は子どもたちに大好評。「今まで食べた中で一番おいしい!」「おいしい!」という声があちらこちらであがりました。

ゆかりの小袋と保護者へのお手紙を、子どもたちはお土産にもって帰りました。家でも作ってくれるとうれしいな。

後日、子どもたちにアンケートをお願いしたところ、アンケートに答えた全員が楽しかった、95%が料理は簡単だったと答えてくれました。90%がまた料理教室に参加したいと言ってくれました。

調理室ではない場所でのはじめての料理教室ということで、千が瀬こどもクラブの先生方には大変お世話になりました。

 

☆料理教室の開催にあたり、マルコメ株式会社よりみそ、理研ビタミン株式会社より乾燥わかめ、三島食品株式会社よりゆかりのご協賛をいただきました。ありがとうございました。

☆チーム学校給食&食育は、レシピの提供、調理器具、経費の一部を支援いたしました。