台湾より台湾宮宝王株式会社の副社長はじめ学校給食受託業者の方々が来日し、9月11日にチーム学校給食&食育が主催する「台湾の学校給食を学ぶ会」を開催いたしました。
台湾では、学校衛生法はありますが、学校給食法は制定されておりません。栄養士の数は不足しており、一人で7、8校を見ているそうです。また、衛生管理に問題があり、食中毒の発生が多いとのことでした。そのため、食材登録システムを開発し、いわゆるトレーサビリティを行っているそうです。給食ではたくさんの食材が使われますので、登録には大変な手間がかかっていると思いますが、ひとたび事故が起これば大きな力を発揮してくれると思われます。特に、ヒスタミン食中毒には有効な手段になるのではないでしょうか。
講演の後は、美しく盛り付けられた寿司やオードブル、日本のおいしいぶどうをつまみながら、交流会を行いました。
★特別法人会員である、中西製作所に会場をご提供いただきました。ありがとうございました。