学校給食と子どもたちへの食育を応援する

帯広市の学童保育センターで炊飯器を使った料理教室が行われました。

2018年1月13日 帯広市の青葉児童保育センターで炊飯器を用いた料理教室が開催されました。

学童保育に通う小学1年生から5年生まで18名の他、学童の先生方2名が参加しました。

講師は管理栄養士の伊藤先生の他3名で、われらが田中理事長も駆けつけました。

今日のメニューは、ラップおにぎりとみそ汁ボール、ゆでたまご、ミニトマトです。一人でお米を洗って(といで)、炊飯できるようになること、みそ汁と炊飯器を使ってゆでたまごが作れるようになることの他、栄養バランスをとるために野菜も必要なことを理解することも目的にしています。

エプロンと三角巾の身支度をすませ、手を洗うとまずはお話です。

「コンビニでおにぎり1個買うお金で、自分で作れば6個おにぎりが作れます。インスタントみそ汁1個買うお金で、みそ汁ボールは3個できますよ。」

子どもたち一人ひとりがお米1/2合を量り、洗米と水加減を学びました。ごはんが炊けるまで、みそ汁ボールを作ります。乾燥わかめは手でちぎり、小ねぎはハサミで切りました。

ごはんが炊けたら、ラップを敷いた上にごはんをのせ、好きなふりかけをかけて、ラップを絞り、ラップおにぎりの完成です。

終了後、アンケートをとると、18人中16人の子どもがお米の洗い方を知っていました。でもごはんを炊いたことがあるのは10人でした。一人でごはんを炊けると思うと思った子どもは半数の9名でした。一度の経験でできるようになるのは難しいので、この教室も何度か繰り返したいと思っています。

すべての子どもたちが、家族に作ってあげたいと答えていました。

感想をいくつかご紹介します。

  • おうちで、おかあさんに作り方をおしえて、ばあちゃんと作ってみたいです。
  • 1人で作れると思う。作ってあげたい。
  • 特にみそ汁がおいしかった。(同意見多数)
  • これはお金がかからない。便利だと思います。
  • 今度家でお母さんと一緒に作ってみたいです。

 

☆料理教室の開催にあたり、マルコメ株式会社よりみそ、理研ビタミン株式会社より乾燥わかめ、三島食品株式会社よりふりかけのご協賛をいただきました。ありがとうございました。

☆チーム学校給食&食育は、レシピの提供、調理器具、経費の一部を支援いたしました。